ボディガード会社・RACCO警備保障に勤める北沢辰之助(岩本照)に、法律事務所から警護依頼が舞い込む。警護対象は弁護士・岸村里夏(白石麻衣)。以前担当した案件で逆恨みをされ、命まで狙われているという。契約書も無事交わし、警護をスタートさせようとしたその矢先、里夏から「ボディガードなんていりません!」という耳を疑う一言が…! このままだとキャンセル料が発生してしまうという事で、今日1日だけ警護される事を渋々了承した里夏。 辰之助と相棒ボディガードの原湊(藤原丈一郎)の警護のもとクライアント先に向かう里夏は、安全のため移動手段からルートまで決められ、エレベーターの混雑を避けるためにハイヒールで6階まで階段を上らされるなど、辰之助の融通の利かなさにイライラ。それでも、新しいクライアントである新進気鋭のミールキット会社・社長の漆原透吾(溝端淳平)を前に張り切るが、威圧感と存在感のすごい辰之助のせいで漆原との打ち合わせも仕切り直しとなってしまう。我慢の限界に達した里夏は、辰之助に警護は今日限りと告げると、辰之助を巻いて逃走をはかる。 そんな中、里夏は母校で講演会に参加することとなり、そこで本当に命を狙われる事件が起きて…!?
岸村里夏(白石麻衣)の警護契約が継続されることになっただけでなく、24時間体勢で請け負うことになった北沢辰之助(岩本照)は、安全確保のために里夏を辰之助や原湊(藤原丈一郎)が暮らすボディガードの寮でかくまうことに…。里夏が辰之助の部屋を借りることになったため、辰之助は仕方なく原の部屋へ。そんな中、里夏は父を追って警察官になった辰之助がなぜ警察官を辞めたのか気になり、辰之助にその理由を聞くが、はぐらかされてしまう。 辰之助の警護の下で法律事務所に出社した里夏を、事件のことを心配した漆原透吾(溝端淳平)が訪ねてくる。漆原は里夏に何かを耳打ちして去っていくが、辰之助には聞こえず…。そこへ、里夏に矢吹賢治(小野武彦)所長からお呼びがかかる。里夏を襲った兄妹の両親からお詫びがしたいという申し入れがあったことを伝えられ、辰之助はすかさず外部との接触を控えた方がいいと進言するが、その言葉を制して里夏は会うことを承諾。厳戒態勢で警戒する中、両親が現れ…!
が殺害された事件で捕まった少年のうちの1人、加賀美洋太(山口大地)と父の墓の前で遭遇した北沢辰之助(岩本照)は、突如、加賀美に襲い掛かられるが、応戦してねじ伏せる。観念した加賀美に辰之助は、父が殺された当時、何があったのかを話して欲しいと頼むと、加賀美は自分が知りうる限りの事件当時の出来事を明かすが、父を殺害された真相まではわからず…。そこで辰之助は加賀美に、事件に関わる残りの2人の少年の居場所を知りたいと協力を依頼する。すると、加賀美は事件以来2人とは会っていないが、一度だけ差出人不明のあるメッセージが届いたという。その内容から、2人のどちらかが送ってきた可能性が高く…。 社員寮に戻った辰之助は、原湊(藤原丈一郎)たちボディガードの同僚にその話を伝えたところ、湊が加賀美になりすまして送り主に「会って話せないか?」とメッセージを送って、反応を待つことに。 一方、湊からは辰之助が不在にしてる間に起きた、岸村里夏(白石麻衣)に関する気掛かりな報告を受ける。里夏に頼まれて外出した際に見せたある行動から、里夏は人に素直に「助けて」と言えないようだと言うのだ。実は、その背景には里夏の過去が関係していて…。
の殺害事件に関わる2人のどちらかと思われる人物に、身分を偽ってコンタクトを取った北沢辰之助(岩本照)は、ついにその人物から返信を受け取る。指定されたサウナで会うことになり、原湊(藤原丈一郎)と椎谷厚徳(今野浩喜)と共に向かった辰之助は、その人物らしき人を見つけるが、接触する寸前に思わぬ事態が起きてしまう。 一方、岸村里夏(白石麻衣)は、漆原透吾(溝端淳平)から出張のお土産を渡すために、社員寮に来たいと申し出を受けるが、安全の観点から住所を知られることを避けるために外で会う約束をする。ところが、偶然会ったという津田結子(吉谷彩子)が漆原を社員寮に連れてきてしまう。念のため周囲の安全確認をした辰之助たちボディガードは、里夏、漆原、結子たちと微妙な空気の中で食卓を囲むことに。そこへ突然、チャイムと共にドアを叩く音が鳴り…!
加賀美洋太(山口大地)から、水田雄介から連絡が入ったと知らせを受けた北沢辰之助(岩本照)は、加賀美が水田と会う約束をした現場へ向かう。しかし、そこに現れたのは水田ではなく、金井光男(渋谷謙人)。辰之助は金井に水田の居場所を問い詰めるも、金井は知らないと言う。ただ、金井は水田の恐ろしい本性を明かし、辰之助の父が殺害された事件当日、何があったかを話し出す。会社に戻り、金井から聞いた内容を岸村里夏(白石麻衣)や同僚たちに報告した辰之助は、水田を探し出して罪を償わせると強い思いを口にするが、里夏は思い詰めたような様子の辰之助に一抹の不安を抱く。 そんな中、辰之助たちに漆原透吾(溝端淳平)から警護依頼が入る。漆原の会社の新商品お披露目パーティーに里夏を招待するために、当日の会場の警護を任されることに。当日、会場には津田結子(吉谷彩子)も招待されていて、辰之助が呼び止められていると、漆原に案内されていた里夏は、そこで漆原からある告白を受け…! 同じ頃、会場付近では不審な動きをする金井の姿があり…!
北沢辰之助(岩本照)は、金井光男(渋谷謙人)の仲介で水田雄介と会うことになったが、約束の場所に向かうと、そこには金井の他殺体が! しかも、同時に駆け付けた警察によって辰之助は殺人容疑で逮捕されてしまう。ボディガードの仕事をしながら、父親殺しの事件を追い、関係者に1人で接触しようとしていた辰之助の状況から報復と疑われる中、岸村里夏(白石麻衣)は辰之助の無実を信じ、弁護を請け負うことに。自ら招いた事態に打ちのめされる辰之助だったが、接見に訪れた里夏から原湊(藤原丈一郎)らボディガードたちも辰之助を助けるために動いていること、そして「私があなたを守ります」という言葉を受け、気力を取り戻す。 里夏と原たちは、これまで得た情報を整理する中で、水田が仕組んだ罠だと考える。ただ、いまだ水田の居場所も正体もつかめていないため、まずは加賀美洋太(山口大地)に話を聞こうとするが、加賀美が姿を消していることが発覚。そんな中、漆原透吾(溝端淳平)が里夏を訪ねてくる。そこで原は、漆原のある発言が引っかかり…。
矢吹賢治(小野武彦)が漆原透吾(溝端淳平)に会いに行ったことを知った北沢辰之助(岩本照)と岸村里夏(白石麻衣)たちは、急いで後を追って漆原の会社へ向かう。しかし、矢吹はすでに帰った後で、漆原は涼しい顔で辰之助が釈放されて良かったと心にもないことを言う。そんな漆原に、辰之助と里夏はこれまで調べた裏付けと共に漆原が水田雄介であることを問い詰めると、漆原は平然と認める。それでも辰之助の父親殺しに関しては否定、堂々と無実を主張し…。 そんな漆原の挑戦的な態度に、辰之助が改めて必ず真相を突き止めると強い決意を誓う中、行方をくらましていた加賀美洋太(山口大地)から連絡が入る。実は、加賀美は水田=漆原が父親殺し事件の犯人だという決定的な証拠を持っていると言う。しかし、辰之助はこの任務を外されてしまい、代わりに原湊(藤原丈一郎)たちが加賀美の元へ向かうことになる。
北沢辰之助(岩本照)の父親殺し事件の犯人が水田雄介=漆原透吾(溝端淳平)である決定的証拠を持つ加賀美洋太(山口大地)の警護をすることになり、合流場所へ向かう原湊(藤原丈一郎)だったが、加賀美はなかなか現れず…。身を案じる中、原に警察から連絡が入り、なんと加賀美が事故に遭い、意識不明の重体だという。報告を受けた辰之助と岸村里夏(白石麻衣)は、漆原が証拠の隠ぺいを図るために起こしたことだと確信する。あと一歩というところで証拠を手に入れることができなかった辰之助を里夏は心配するが…。 さらに、辰之助は金井光男(渋谷謙人)殺害事件の犯人が漆原であることも暴こうとするが、そのためには現場に残されていた足跡が漆原のものであると証明する必要があった。そこで、里夏が漆原にアポイントを取って向かうことになるのだが…!
北沢辰之助(岩本照)は、ついに父親殺し事件の犯人が水田雄介=漆原透吾(溝端淳平)である決定的な証拠を手に入れるが、その矢先に密かに追っていた漆原ともみ合い、刺されてしまう。 平静を装い、出社する漆原だったが、辰之助の事件の重要参考人として話を聞くため、警察がやって来る。ところが、漆原は警察の姿を見た途端に逃走! こつ然と姿を消してしまう。一方、辰之助の父親殺し事件の真相を明らかにし、漆原を実刑判決に持っていくため、弁護士・岸村里夏(白石麻衣)が原湊(藤原丈一郎)と共に動き出すことに。そんな中、行方をくらましていた漆原が信じられない行動に出る! ついに漆原の口から明かされる父親殺し事件の震撼の真相――全てを知った辰之助と追い詰められた漆原が、対峙した先に迎える運命とは!?