千代(仲間由紀恵)は寧々(浅野ゆう子)に「明智様にご謀反の気配」と六平太(香川照之)がもたらした知らせを伝えた。光秀(坂東三津五郎)軍はきっと安土、長浜へも攻めてくる。退却の指揮をとる覚悟を固めた寧々に、千代はつき従うこととした。光秀の謀叛。その時信長(舘ひろし)は寝所にいた。「是非もない」鼻先で笑った信長は鉄砲を手に寝所を出、応戦。光秀は、寺の中から逃れて来た女どもから、中に濃(和久井映見)がいると聞き愕然とする。信長の傍らで長刀を構え応戦しようとする濃は、信長の妻としての誇りを全うしようとしていた。攻め込んだ光秀の目前で、濃が一斉射撃を受け絶命。信長も寺の奥へ入り自害。燃え上がる炎の中に信長の命は飲み込まれた…。