姉川の戦いで脚を傷つけ、小りん(長澤まさみ)に助けられたと一豊(上川隆也)は千代(仲間由紀恵)に明かす。やましいことは何もないと。信じますと答え、側女にしたい女子ができたら告げてほしいと言う千代に、わしは千代がいればいいのだ、と一豊。数日後、一豊は秀吉(柄本明)軍と、浅井の動きを監視すべく近江横山城に向かう。諸侯の動きは急を告げていた。三好三人衆が摂津で挙兵すると石山本願寺がこれに呼応。さらに北から押し出した浅井・朝倉は比叡山延暦寺に上り、方々の峰に陣を張った。信長(舘ひろし)は延暦寺に、敵方の追放あるいは中立を申し入れる。返事はなく、信長は叡山の麓を包囲。武田の脅威もあり、信長は完全な窮地に陥っていた…。