共学なのに男しかいないクラス、「野郎組」。女子に疎遠なあまり「女子と話せない病」を患った8人は、力を合わせ病を克服したはずだったが… 3年生に進級した彼らは、クラス替えなしで再び3年G組の野郎組に。さらには全員「話せない病」を再発、高校生活ラスト一年の悲惨な現実を前に一条(髙橋優斗)は絶望していた。 そんな彼らの前に現在2年G組の野郎組にいる後輩、九賀(内村颯太)、十文字(黒田光輝)、十一(川﨑星輝)の「フレッシュ野郎組」3人が現れる。 彼らは大きな勘違いをしていた。先輩8人は激モテで「G8」と呼ばれていると信じていた。本当のことを言い出せずそのままモテる振りをすることにした8人は、十文字の恋の相談にのることに。ところが一条が、十文字の恋の相手、シオリ(瀧七海)に惹かれてしまい…とんでもない行動に出てしまう! 何が何でも、「彼女を作る!」先輩の意地とプライドをかけ、野郎組の恋の病との戦いが再び始まった―。
後輩の野郎組3人にモテない事実がバレないよう、8人は各自、架空の彼女設定を考える。そんな中、3人に先輩達のSNSグループに入れて欲しいと言われた8人は、モテてる設定の偽グループを作成し、やりとりを始める。 しかしさっそく二葉(川﨑皇輝)がいつものグループに送る内容を、そちらに送信してしまい…。 会話の中で後輩達から2年C組のリカ(田中杏奈)が、自分のファンであることを聞き喜ぶ二葉。野郎組メンバーは二葉が普段からスマホの依存症になっているのを心配し、彼女が出来たら嫌われるからと、スマホ断ちを提案する。 リカのことを想像し、スマホを遠ざけた生活に挑戦する二葉だったが、離れた所に置いていたスマホを紛失! それを拾ったのはなんと後輩の十文字。中を見られたらモテない事実がバレる!焦った8人はある作戦に出るが…。
三村(中村嶺亜)の前に、演劇部の山田(小柴陸)が現れた。今は映画監督を目指し映像研究部にいるという。去年の文化祭での舞台「刹那に光るカノーブス」の脚本を書いた三村に初映画の執筆を依頼する。 不評だった過去を思い出し断る三村だったが、今度の映画の主演、アンナ(原菜乃華)から三村の脚本のファンだと言われ、思わず承諾してしまう。しかし映画は胸キュンのラブストーリーを予定していて、三村は案の定執筆に行き詰まる。 野郎組メンバーは、持ち前の妄想力を働かせて手伝い、そしてついに恋愛映画の脚本が出来上がった。 撮影当日、現れたのは後輩の野郎組3人で、ヒロインの相手役はアンナご指名の十文字(黒田光輝)だった。 二人の演技とは思えないイチャつきぶりにショックを受けた三村は、ありえないラストシーンを思いついて…。
四谷(織山尚大)が、勉強に専念するため、野郎部屋にはもう来ないと言い出した。 あんなに大好きだったマジカルアイドル、近衛アイにも興味がなくなったという 様子がおかしいと心配の野郎組。そこに、後輩の野郎組3人が来る。九賀(内村颯太)が去年、校舎で見かけた子を今でも探しているらしい。 その子は、近衛アイのコスプレをしていたと聞き、7人はそれが四谷だと確信。 以前、野郎組は、オタクの女の子と接近するためにマジカルアイドルの勉強をしたり、四谷に近衛アイのコスプレをさせて盛り上がっていたのだった。 やがて四谷の様子がおかしい理由があきらかになって…。 そんな中、九賀は近衛アイのコスプレをしていた子に出会い惹かれた時の話を、本人とは知らずに四谷に話す。その想いに隠された事実を知った四谷は…。
最近五島(猪狩蒼弥)が軽音部に顔を出さなくなり、同じ部活の後輩でもある野郎組の十一(川﨑星輝)は、来てくれるよう懇願する。 渋々、部活に出た五島。すると2年の部員レイカ(河合優実)が、五島をずっと睨みつけているのを野郎組の7人が発見する。「俺がなにしたって言うんだよ」五島は後輩のレイカにひどく嫌われていることに怯え、部活をサボっていたのだった。 ところが、後輩の野郎組情報によると、レイカは五島に憧れているらしい。本当かどうか確かめる野郎組…その結果レイカは五島を本当に好きだった! 内心舞い上がる五島。しかし「恋愛は惚れた方の負けだ」からレイカから告白すべきだと謎の上から目線。 そうこうしているうち、ただの友人関係だった十一とレイカの仲を疑い始める五島…。「俺から奪えると思うなよ」五島は、十一に対バンでの勝負を持ちかける。
彼女ができたという六反田(岩﨑大昇)の告白にショックをうける野郎組。相手はサッカー部のマネージャー、アユミ(永瀬莉子)だという。しかも六反田は彼女ができた事で「女子と話せない病」も克服していた! 何も知らなかったサッカー部の七瀬(作間龍斗)は、元気がない。実は七瀬もアユミに片思いしていたらしい。 それを知った六反田は七瀬を気にするが…彼の失恋した切ない表情を見て、思わず七瀬に胸がときめいてしまう!以前、六反田は七瀬を好きになってしまった過去があったのだ。 再び腐女子の馬場(ついひじ杏奈)に七瀬への想いを相談する六反田。そんな中、十文字(黒田光輝)が、野郎組の撤廃を訴え、生徒会長に立候補する。 応援を頼まれた野郎組は、六反田と七瀬で中学生の時にやったという漫才を再び披露させれば、気まずくなった仲を修復できると仕向けるが…。
臨時の副担任に、若くて美人の君塚まどか(秋元才加)がやってきた。ざわめく野郎組に、まどかは「私はあなたたちを馬鹿だと思っています」などとドS発言を連発。 すると五島(猪狩蒼弥)が、彼女に叱られ屈服すれば、自意識は木っ端みじんになって「話せない病」が治ると言い出す。 そこでわざと怒られまくる野郎組メンバー。確かに会話はできるが、そのドMな心地よさにさらに行動がエスカレートして…。 そんな中、七瀬(作間龍斗)だけは釈然としない。五島はひとり反対する七瀬にちっちぇ奴だと非難し、以前、元カノの鞄の汚さを本人に指摘して嫌われたエピソードを持ち出す。ところがまどかは七瀬の考えを否定せずそれどころか「キュンとくる一言」を…。それ以来七瀬はまどかを好きになってしまった。教師への禁断の恋-。 やがてまどかが去る日が来て、野郎組は七瀬のためにあるイベントを企画する。
剣道部の八代(正門良規)はサキ(駒井蓮)にずっと無視される日々が続いていた。付き合うところまで行ったのにも関わらず、別の女子が自分を好きかもという噂に舞い上がってしまったことでサキを怒らせてしまっていたのだ。 そんな中、後輩の十文字(黒田光輝)が、剣道部に入部する。十文字はサキとは知り合いで全国大会レベルの実力の持ち主だった。中学時代にはサキに憧れていたらしい。 八代は二人が意味深な会話をしているのを聞いてしまう。意を決した八代は、十文字に剣道の対決を挑む。 しかしその直前、数学教師に留年をかけたテストに呼ばれてしまう。全く回答できないで困っている八代。 このままだと不名誉な不戦敗になると、野郎組は超絶な裏技を使って絶体絶命の八代に救いの手を差し伸べる。
ついに後輩の野郎組に「女子と話せない病」がバレてしまった!と思ったら意外とそうでもないことに安堵する野郎組。そんな中、共学クラスのA組と男子しかいないG組とで生徒を交換するという話を聞く8人。つまり野郎組から一人、女子のいるA組に行けるらしい。 一同は花岡(濵田崇裕)に取り入り自分を選んでもらおうと必死になる。「いいのか、お前らいつも8人でいるのに」と花岡。 思わず一条(髙橋優斗)が「俺らってしょうがなくつるんでただけなんで」と言ってしまい、この一言で8人の間に不穏な空気が流れだした…。 野郎組に申し訳なく思いつつもA組のアツシ(佐々木大光)と親しくなっていく一条。板挟みの気持ちを察した7人は「A組と仲のいい一条が行けばいい」という結論に。 そして一条にわざと冷たくしてA組へ行く決心をつけさせる「ビジネスぎすぎす作戦」に出るが…。
全員の「女子と話せない病」が治った。 さっそく一条(髙橋優斗)は茶道部に入り、シオリ(瀧七海)に接近。他のメンバーもお目当ての相手にガツガツ行くことに。 しかしリカ(田中杏奈)に話しかけた二葉(川﨑皇輝)があせってしまい失敗する。そこで野郎組は彼女持ちの八代(正門良規)にアドバイスをもらう。「話すときは相手を受け入れ3秒待て」 アンナ(原菜乃華)の前でゾンビになった三村(中村嶺亜)も、レイカ(河合優実)に「ちっちぇえ」と言われた五島 (猪狩蒼弥) も、六反田(岩﨑大昇)の後押しを受けアユミ(永瀬莉子)に近づく七瀬(作間龍斗)も。それぞれいい感じに進展した。 四谷(織山尚大)は腐女子の馬場(ついひじ杏奈)に急接近、一条もシオリに脈があるのを実感する。二葉もリベンジを決意して。俺たちの友情が奇跡を起こす!「行こうみんな」「おう!」8人は力強く告白の地へと歩き出した…。