When Goro arrives in Ebisu, he stops by a shrine. There, he picks up a lighter dropped by an older man (Ishibashi Renji) and gives it to him. Then, he goes to see a client, a barista (Kobayashi Kentaro) owner of a coffee shop. He is having a hard time understanding this client's strange description of his request. The barista even treats Goro to an impromptu magic trick. Later, Goro again chances upon the man from the shrine. To show his appreciation for Goro's deed earlier, the man invites him to his shop, an izakaya called "Saiki" that also serves delicious seasonal dishes, elegant appetizers, and yummy rice balls...
井之頭五郎(松重豊)は恵比寿駅に降り立った。えびす様の福耳に今更ながら感心しながら歩き、恵比寿神社を通りかかった時、年配の男性(石橋蓮司)が100円ライターを落とした。「落としましたよ」と拾ってやると、「高かったんだよ」と礼を言って去っていく。その後五郎は、ある喫茶店のマスター(小林賢太郎)と商談する。「オブジェじゃないオブジェ」がほしい、とまた面倒なことをいう。「コーヒーをワイングラスで飲んでもワイングラスであって、コーヒーグラスではない」「徳島県出身の香川さんがいれば、香川県出身の徳島さんもいる」などと、会話は底なし沼に…。そのうち煙草を使った手品を始めるが…。
すっかりイラついた五郎は腹が減り、店を探す。ある良い雰囲気の居酒屋の店先に先ほどの男性がいた。その店「さいき」の大将(石橋蓮司)だった。ビールぐらいならごちそうすると言われ、下戸だと白状するが、「まあいいじゃない。食ってきなよ」と引っ張られる。
入ってみると、これまた年季の入った味のある店内だった。「ウーロン茶」はおごり、今日は「焼おにぎり」ならあるからと大将に言われ、だんだんその気になる五郎。今日のお品書きから、今日の「お通し三品」「アジフライ」「海老しんじょう」「カブの白湯スープ」を頼み、ゆっくりじっくり味わった。
食ったら帰る。長居は無用。それが下戸の兵法、と店から出ると、大将が店前に座っていた。
「また寄ってよ」
「はい。帰ってきます」と、満足げに店を後にする五郎だった。
고객을 만나기 위해 에비스 거리를 걷던 고로는 신사를 발견하고 소원을 빌러간다. 그리고 그곳에서 어르신에게 떨어뜨린 라이터를 주워드린다. 고객의 오브제 아닌 오브제를 구해달라는 요구에 당황한 고로. 점점 짜증이 나는 이유가 배가 고파서라고 생각하고 음식점을 찾지만 술집밖에 보이지 않는다. 그러던 중 신사에서 만난 어르신과 마주치는데…