北区十条の鯖のくんせいと甘い玉子焼

On a cold day, Inogashira is in Jūjō, looking for a certain shop that sells lanterns. Despite the weather, he orders an icy concoction from a sweets shop called "Darumaya." Then, later on, a sudden hunger strikes Inogashira, abruptly cutting off his meeting with a lantern store owner and goes off in search of a place to eat. As he scours the shops along Jūjō's shopping districts, he finally stops in front of a tavern... The eye-catching red lantern hanging in front of it says "Taya..."

仕事で十条の提灯店にやって来た井之頭五郎。その前にいつもの町探索だ。演芸場通り商店街の提灯やのぼりに圧倒されつつ商店街を歩く。田舎じるこの文字に惹かれて入った甘味どころ「だるまや」。しかしこの寒いのになぜか「栗のかき氷」を頼んでしまう。 やっと約束の菅沼提灯店へ。海外で使われる提灯の発注に来たのだ。 「外国の人が、提灯を使ってくれるってのは、嬉しいですねぇ」 菅沼（嶋田久作）のつぶやきを聞きながら赤ちょうちんを見つめていた五郎は無性に腹が減ってきて、店探しを始める。 十条銀座商店街、十条中通り商店街、十条の樹海に迷い込んだ五郎はなかなか店を決められない。その時目に入ったのは菅沼のところにあった赤提灯「田や」。 看板に「家庭的ふんいきの店」と書いてある。 心を決め入ってみるとちゃきちゃきした中年女性が迎えた。すでに日本酒で目がトロンとしている中年男性や、常連客らしき人々が。 壁にはメニューが書かれた短冊がいっぱいだ。 迷った挙句、「鯖のくんせい、ももハムとキムチ、どんぶりしらす、ごはんと味噌汁のセット、ウーロン茶」を頼むのだった。 五郎が食べていると学生たちが入ってきて、ガーリックスパゲティーを頼んだ。そんなものもあるのか。さすが家庭的ふんいきの店だった。 心が寒くなったら、そっと尋ねてみよう・・・五郎はそう思い、店を後にした。

도쿄, 키타 구 쥬죠에 온 고로(마츠시게 유타카)는 따뜻한 단팥죽을 먹기 위해 화과자 가게에 갔다. 그런데 메뉴에 있는 흔치 않은 빙수들에 이끌려 ‘밤 빙수’를 주문하게 된다. 그 후, 거래를 위해 등불가게를 방문하지만, 빨간 등불을 보자 왠지 모르게 배가 고파진 고로. 자신이 먹고 싶은 것도 모른 채 거리를 돌아다니던 중, 빨간 등불이 걸려 있는 가정적인 가게에 느낌이 온 고로는 그곳에서 ‘고등어 훈제구이’ 와 ‘단 달걀말이’를 만나게 된다.