純は、地元の麓郷中学校に通っていた。純は、いろいろな物を分解するのが趣味だった。そのため、電気屋のシンジュクはよく修理のためよく呼び出されていた。この日も、純が柱時計を分解しているところへシンジュクがやって来た。5日前に車のヘッドライトが分解されたことに腹を立てていたのだった。五郎は、近頃純のことが段々わからなくなってきていると担任の先生にほやいた。 学校帰りに、広介からチンタに好きな女の子がいることを知らせれる。人参工場の裏の空き地でチンタは、二人に次の土曜日に見せると約束した。そこへ広介の姉のアイコが現れ、つららが宜しくと言っていたと草太に伝えるように頼まれた。その帰り道に、近所の大きな農家の大沢家の裏手の中の沢沿いの脇道で壊れた風力発電の機械を見つけ、分解を始めると鏡で光を当てる女の子が現れ、近づいてきた。純はとまどい、その女の子の手から自分の道具を奪い取り、その場から走り去った。その夜、純は蛍に大里の家の女の子のことを聞き、その子の名前が「大里れい」と知る。純は、五郎のあきらめた風力発電をれいの家の部品を利用して、五郎の誕生日にプレゼントしようと考えていた。 次の土曜日純たち三人は、富良野の町へチンタの彼女を見に出かけていった。その子は、毎週土曜日にジャズタンススクールに通っているといい、3人は窓越しから覗いた。ところが、その子は大里の家のれいだった。純の心は、ドキドキしていた。二人と別れ、一人家路を歩いていると、草太がバイクで現れた。純は、広介の姉からの言づてを伝えた。草太は、人参工場へ広介の姉を訪ねる。アイコは、つららが結婚して子供も出来たことを話す。草太は、それを聞いて安心し、アイコを町へ誘った。