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 体育祭に向けて、千鶴らとサッカーの練習に余念のない爽子。くるみは、そんな爽子に、ことあるごとに可愛い笑顔で声を掛け始める。千鶴とあやねは顔をしかめるが、くるみの下心に全く気づかない爽子は嬉しさを隠し切れない。    ここのところ、爽子は風早とは上手く話せないことを、もどかしく感じていた。くるみが風早とギクシャクせず、フレンドリーに話すところを見た爽子は、憧れるとともにうらやましいと思った。爽子は、思い切って“友達”のくるみに、風早と上手く話せない、と相談してみる。風早に密かに恋心を抱くくるみは、爽子の関心を 他の男子に向けさせようとする。だが、素直な爽子はくるみの思惑とは裏腹に、風早と自然に話せるように頑張ると誓った。    千鶴には、くるみへの苦い思い出があった。実は千鶴は中学の時、くるみにいいように利用され、結果的に風早のことが好きな女子たちの思いをことごとく打ち砕いてしまったのだ。千鶴の話を聞いたあやねは、今回のくるみの作戦を見抜き、その思惑どおりに進むか、含み笑いをするのであった。    放課後、風早と校庭で言葉を交わした爽子は、風早の顔が真っ赤になったのを見て、風早も自分と同じように緊張していると気づく。そして久しぶりにお互いの笑顔を見て嬉しく思うのだった。風早は爽子に大きくなったマルを見に来るよう誘う。嬉しさいっぱいの爽子は、控えめにうなづいた。    そんな中、2人の前にくるみが姿を見せる。風早の話から、くるみの本名が胡桃沢梅だと知った爽子は、“くるみ”が名前ではなかったと知り、ホッとした気持ちにな

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