ド派手なクラブファッションに身を包み、LEDライトが点滅するサングラスをかけた男性の刺殺体が発見され、警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)は現場に駆けつける。 まもなく、身元は不動産会社社長・内川蔵之介(阪田マサノブ)と判明。警ら中に遺体を見つけた交番勤務の巡査・尾山田すずめ(藤野涼子)は途中、現場から逃げるように走り去る地味な女性とすれ違ったと話す。 引っ込み思案な性格だというすずめは、被害者は自分が苦手とする“陽キャ(=陽気なキャラクター)”に違いないと指摘するが、現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)はそうではないと直感。内川は陽キャの人物に会いに行くため、無理して“パリピ”のような派手な服装をしていたのではないかと考える。 大岩から捜査本部に加わるよう命じられたすずめは、戸惑いながらも小山田大介管理官(金田明夫)とコンビを組んで捜査を開始。立ち退きをめぐって、被害者とトラブルを起こしていたイタリアンレストランを訪れる。そこは、奇しくもすずめの高校時代の同級生・陽木渚(長見玲亜)の一家が営む店で、渚はもちろん、その両親も兄・明(小野塚勇人)もバリバリの陽キャぞろい。近所でも「太陽みたいに明るい」と評判のファミリーだった。 だが、店で久々に渚と再会したすずめは、彼女こそ、事件当夜にすれ違った地味な女であることに気がついて…!? やがて、すずめはかつてのクラスメートを相手に人生初の取り調べに挑むことになるのだが…!?