休日、片桐正敏(吉田鋼太郎)は、別れた妻・朝山恵美(安藤玉恵)のもとで暮らす高校生の娘・朝山美央(茅島みずき)と、月に一度の“デート”を楽しんでいた。その日は美央のリクエストで映画を観に行く予定だったが、当の美央はアルバイト先のファミリーレストランから出勤要請が来たといってそそくさと帰ってしまい、片桐はうなだれる。