平山の言葉の真意が理解できず、やはり自分は殺人犯を野に放ってしまったのではないかと不安に駆られていく千紗。平山を尾行してたどり着いた先で、千紗は図らずも自らの過去と向き合うことになる。千紗の心は大きく揺れ動き、意を決して新たな生活を始める平山の心を問おうとする。一方、有森は、不審な人物からの電話を受け、事態は一変し――。