年に一度のアイテーリアの大市が始まった。予想を上回る人出の多さに、開店準備を進める「のぶ」も大忙し。タイミング良く店を訪ねてきたリオンティーヌも手伝いを買って出る。店が開くと、町の常連客のほか、先帝陛下やロドリーゴといった王侯貴族や聖職者らも続々と来店し、「のぶ」にゆかりのある客が一堂に会することに。大将の絶品料理に皆の顔がほころぶ中、何やらイーサクがアルヌのことを皆に紹介して……。