2011年3月11日。あの時、日本にいることを不安視した外国人が出国しようと空港に詰めかけた。その数50万人以上。そんな中、日本にとどまり、日本と向き合った外国人がいた。震災から1週間後、日本にその歌声を響かせたシンディ・ローパー、日本人として死ぬことを選んだ文学者のドナルド・キーン、ラグビー・釜石シーウェイブスの外国人選手たち。あの日、あの時、傷ついたこの国で行動を起こした外国人たちの物語。