ジョン・レノンの「イマジン」。国家や宗教間の対立や憎悪の無意味さを訴えるこの曲は1971年に発表された。1980年12月8日、ジョンが銃弾に倒れた後、この曲の運命が大きく変わり始める。そして戦争やテロなどで世界が揺らぐたびにイマジンは歌い継がれ、輝きを増していった。あの日、ジョンを襲った悲劇、チェコの裏通りにあるレノンウォール、9.11テロ、3つの視点からイマジンが名曲になったわけを見つめる。