3兆5千億円の負債を抱え、廃業に追い込まれたエリート企業・山一証券。「社員は悪くありません」、そういって社長が泣き崩れた歴史的な破たん劇は、いかにして起きたのか?すべての始まりは、ある雑誌記者の執念のスクープ。タレコミをきっかけに、不正の闇を追求していった。今回その全貌を記者がテレビで初証言、さらに旧経営陣も舞台裏を明かした。バブルの絶頂から破たんへ、数奇な運命をたどった深い闇の正体とは?