東京・渋谷はなぜ若者たちをひき付けるのか。その震源は1973年にオープンした渋谷パルコ。異端の経営者が打ち出す逆転の発想で街を劇場化し、社会に進出し始めた女性に訴える斬新なポスターを女性たちが手掛け、時代を先行していく。一方、パルコに対して「マルキュー」こと109が、バブル崩壊を期に高校生向けのファッションとカリスマ店員を起爆剤に渋谷をギャルの聖地に変えていく。若者の街・渋谷の文化革命に迫る。