第1話

3月のある日、井川迅(17)が、春休みを利用し名古屋から単身赴任中の父親を訪ね遊びに来る。しかし、プロカメラマンの父は、突然入った仕事のため出張に行くことになる。時間を持て余し浜辺を散歩する、迅。すると、ケンカをするサーファー男性とその彼女に出くわし、彼女を追いかける彼氏から無理やりサーフボードを預けられることに。困り果て、空を飛ぶトビたちを見ていた迅は、足を踏み外し海に転落してしまう。ずぶ濡れになり海から上がったそこに現れたのが、熊切家のひとり娘:千歌だった。 転落した時に父のマンションの鍵を海に落としてしまい行き場に困った迅は、千歌に連れられ熊切家に一晩泊まることになる。そこに現れたのが・・・渚。この出会いは、偶然か?必然か?渚と迅、そして、彼らを取り巻く人々との間にぎこちなくて、もどかし過ぎる青春がスタートしてしまう・・・。

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