清洲城の崩れた石垣を3日間で修復すると大言したものの、秀吉には工事を急がせるための資金などない。思案しながら家に帰る途中、秀吉は旅の男と茶わんを競り合っている小竹に出会う。旅の男に関心を持つ小竹に、秀吉は普請の手助けを頼む。秀吉の仕事にかける熱情と真剣さに打たれたおねは大事な祝言の祝い金を夫に提供した。