幕府要人の暗殺を計画したとして、吉田松陰(伊勢谷友介)は野山獄に投獄された。松下村塾も閉鎖されることになり、塾生たちはやり場のない憤りを小田村伊之助(大沢たかお)にぶつける。一方、松陰は獄中でもあきらめることなく塾生たちに手紙を書き続け、じょういの決行を指示する。そして悩んだ塾生たちは…。文(井上真央)は死をも恐れず、さらに若者たちを巻き込もうとする松陰に、もとの兄に戻ってほしいと語りかけるが…。