文(井上真央)の努力のかいあって、兄・吉田松陰(伊勢谷友介)が開く私塾には久坂玄瑞(東出昌大)を始め、生徒が集まり始めた。文は、議論に熱中する若者たちの世話に大忙し。しかし松陰が謝礼を受け取らないため家計は火の車に。そこに現れたのが高杉晋作(高良健吾)だった。文は裕福な高杉を生徒に引き入れようとする。高杉は代々、藩の要職を務める名門の跡取り息子だが、何をしても「つまらん」というのが口癖で…。