白金学院のバレーボール部が全国大会に出場することになり、学内は応援ムード一色。校長の白川(田山涼成)や猿渡(生瀬勝久)は、学校の知名度が上がれば受験者数も増えるとニンマリ。久美子(仲間由紀恵)は、チアガールになって応援しようと静香(伊東美咲)と菊乃(中澤裕子)に持ちかけるがアッサリ断られてしまう。仕方なく久美子は、勝手に内山(小栗旬)を団長に任命し、野田(成宮寛貴)、南(石垣佑磨)、熊井(脇知弘)に声をかけ応援団を結成。団員の勧誘を開始した。 そんな折、校舎に掛かっていた応援の垂れ幕が、ズタズタに切り裂かれる事件が発生。久美子は、以前友達だった慎(松本潤)と内山の話から、犯人が黒崎(塚本高史)という白金の元生徒だと知った。昨年バレーボール部が地区大会に勝ち進んだ時、当時部員だった黒崎は相手の学校の生徒を殴る、という暴力事件を起こした。本来なら、停学処分程度ですんだのだが、バレー部の顧問の岩本(甲本雅裕)は、大会への出場を優先し、黒崎を辞めさせたようなのだ。この先、黒崎が警察沙汰を起こすのではないかと心配する慎と内山。2人の思いを知った久美子は、なんとか力になってやろうと思った。 久美子は、岩本から、当時の詳しい事情を聞いた。それによると、黒崎の退学は、理事会やPTAの指示で強引に決まったとのこと。久美子は、黒崎を守ってやる勇気がなかったと反省する岩本に、とりあえず謝ってはどうかと勧める。黒崎の姿を偶然見かけた久美子は、バカな真似を止めるよう説得するが、岩本と学校への復讐を決意しているらしい黒崎は、全く聞く耳