一軒家カフェで働く渡瀬翔子は、店長の吉野たまきに恩があった。命を絶とうとしていた時に救ってくれたのだ。その日以来、何から何までたまきの世話になっている。同じカフェで働く飯野里美も同じ境遇だった。そんな中、カフェに見知らぬ男――義波(吉沢亮)が来店。客かと思いきや謎の一言を放つ。「スプリング・ブレイクをお願いします」…その言葉を聞いたたまきは、なぜか固まってしまう。