ハンターのトキト、ミスズ、ヨウスケ、ジン、アイリ、ブライアンは、今日もガーデナーと呼ばれる無人機動兵器を狩り、生活の糧を得ようとしていた。ガーデナーとは、人類の排除を目論んだ月の執政官が放ったもの。人類を追い立てる、地球に住む人々にとっては日常と隣り合わせの身近な脅威である。『タウン』と呼ばれる街に住むだけの経済力がない、彼ら少年少女にとっては、そのジャンクパーツが唯一の収入源だった。この36世紀の地球において、タウンに住む大人たちは、皆そうやってドン底から這い上がって生きて来たという…。彼らもまた、その大人たちと同じような人生を歩むのだと考えていた。そう、トキトが『テア』『セレナ』という謎の美少女たちと出逢う今日までは…。 謎の女性セレナが落としたペンダントを届けようと、彼女の後を追い、危うくケンカに巻き込まれそうになったトキト。そんな彼を救ってくれたのが、もうひとりの謎の少女テアだった。「コウイチ…会いたかった…」。彼女はトキトをコウイチと呼び、その胸に飛び込む。彼がコウイチだと信じて疑わない彼女は、半年より前の記憶を断片的にしか覚えていないこともあり、どこか不思議な雰囲気…。鉄製のチェーンが自然と切れたり、アミューズメントマシンのスイッチが自動的に入ったりと、不可思議な現象を発生させていた。しかも彼女は、ガーデナー軍団の襲撃に際して全身を青白く発光させ、海中から謎の巨大人型ロボットを呼び覚ます…!! 果たしてテアは何者か!? 巨大人型ロボットの正体とは!?