布美枝(松下奈緒)は無事に長女を出産した。茂(向井理)は子供を「藍子」と命名し、彼女を見守る存在として目玉親父の絵を描いてみせる。出産祝いに村井家を訪れた戌井(梶原善)が漫画の出版社を始めたことを布美枝と茂に報告する。貸本業界は不況の嵐で、とても前途洋々とはいえなかったが、戌井は社長として、茂に新作の短編を注文する。布美枝の子育ての頼みの綱だった暁子(飯沼千恵子)が腰を痛めてしまう。
布美枝は暁子を頼ることができなくなり、初めての子育てにひとりで取り組むことになった。茂は戌井の出版社以外からも注文を引き受け、仕事に忙しい日々を送っていた。布美枝たちを祝いに、商店街の人たちも次々に村井家を訪れる。浦木(杉浦太陽)とはるこ(南明奈)もやってきて、浦木が出産祝いとして持ってきた連合艦隊の図鑑本の話題をきっかけに、茂が作ったという精巧な軍艦の模型が披露される・・・。