人気温泉地ランキングで9年連続1位となった熱海。一時はハネムーンや団体旅行の減少で苦境に立たされたが、若者たちの人気を集めV字回復を遂げたことで話題となった。その熱海に今、海外資本のホテルが相次いで参入している。従来の温泉旅館とは一線を画す豪華なサービスとは。一方、かつて"熱海のシンボル"とも称された巨大ホテル「ニューアカオ」。経営不振に陥ったことで、天王洲エリアの再開発などを手掛けた中野善壽氏が立て直しを図っていた。ところが、アメリカの投資ファンドが「ニューアカオ」を買収することに。彼らの狙いとは...「昭和の温泉地」から「令和のリゾート」へ変貌を遂げ始めた熱海の舞台裏に迫る。