待望の夏休み「今年こそ海外旅行」という人も出始めている。こうした中ANAは、ホノルル線の定期便について、7月から超大型旅客機A380、通称「フライングホヌ=空飛ぶウミガメ」を2年3か月ぶりに復活させることを宣言。フライングホヌといえば、ガイアは2019年の初就航から取材。国内ではANAだけが持つ座席数500超の旅客機で、ライバルJALの牙城・ハワイを結ぶ路線へ投入。シェア獲得の期待を背負った。しかしコロナが世界を席巻し、フライングホヌもハワイ定期便も運航を休止していたのだ。様々な思いで復活の時を迎えるパイロットと、定期便の準備を進める社員たちの奮闘を追った。