真冬を迎えた日本列島が、かつてない危機にある。電力の予備力は3%台と「かつてない程、ひっ迫している」と政府も訴える。東京都で大雪警報が発出された1月上旬、実は深刻な電力需給のひっ迫が起きていた。2011年3月の東日本大震災による福島第1原発事故で各地の原発が停止に追い込まれ、実施された「計画停電」の一歩手前だったという。かつては先進国でも電力安定供給の「優等生」だった日本。今、何が起きているのか...更に世界でもより深刻な状況が。世界的な電力不足の真相を追う。