元禄二年五月九日。松尾芭蕉は、弟子の曽良を供につれ「奥の細道」の旅を始めていました。松島へとやってきた芭蕉たち…。しかし、悲劇はそこで起きたのです。曽良の読んだアノ名句と、芭蕉と曽良の絶交の関係とは? 曽良のナゾのほほえみが嵐を呼ぶ! そして、ついうっかり未来からやってきたメカマツオの正体とは!?