AKF-11を得たスゴウチームは第6戦の開催地アフリカに来ていた。 ハヤトはコースの路面状況を確認し、予選を決勝用のハードタイヤで走ることを決める。 予選用のQタイヤではグリップが良すぎる為、ドリフト走行には向かないからだ。 予選、イナーシャルドリフトを使い絶好調のハヤトだったが終了間際にランドルとシューマッハに抜かれ3位につける。 ポールポジション確実だと思っていたあすかはハヤトを元気づけようとするが、決勝では勝てると自信のあるハヤトを見て頼もしく思うのだった。 一方、良平からミキが姿を消したことを聞かされ心配していた新条は、偶然、街でミキと再開する。 スゴウを飛び出したみきは、グランプリ会場を彷徨っていた。みきは「自分より上手くアスラーダの戦闘力を引き出せる人がいるから自分の仕事はない。」と自信をなくしていた。夢を目指し、何度も挫折した新条にとってみきの心境は痛いほど理解できるものだった。「世界一のメカニックになること」夢をあきらめるなと励まし、ピットパスを手渡す。 決勝、ランドルはシューマッハに仕掛けられたトラップにかかりフライングしてしまう。 激昂するランドルは故意にブレーキを踏んでシューマッハに体当たりをする。眼のかすみで油断したシューマッハは、それをまともに食らって両者リタイヤ。その煽りでアスラーダも高圧タービンを破損してしまう。混乱するスゴウのピット。そこにみきが駆けつけ、軍手を2枚重ねにしてオーバーヒートするタービンをつかみ出した。火傷の激痛で失神する寸前、みきはハヤトにGOサインを出す。 ハヤトはみきの思いを受