武誠治(二宮和也)は、引っ越しの費用として、とりあえず100万円貯めるという目標を立てる。大悦土木の社長・大悦貞夫(大友康平)は、そんな誠治に会社の経費の見直しを依頼する。誠治は、パソコン一式をそろえ、さっそく作業に取り掛かった。 千葉真奈美(香里奈)は、入院中の豊川哲平(丸山隆平)のことを心配していた。哲平は、見舞いに来た誠治と真奈美の前では明るく振る舞っていた。だが、この先のことを考えると哲平も不安なのではないか、と真奈美はいうのだ。誠治は、いつからでも再スタートできる、と真奈美に告げた。それは、かつて母・寿美子(浅野温子)が自分に言ってくれた言葉だった。 その寿美子は、病状も落ち着き、自分で薬のチェックもできるようになっていた。誠治は、姉の亜矢子(井川遥)にそれを伝え、あと少しで100万円貯まることを報告する。