秋の虫、アカネトンボを使ったアカネ釣りに川にやってきた三平たちは、アカネ取りの最中に物静かに佇む中年男性に出会う。彼をアカネ釣りに誘った三平たちは、時間の経つのも忘れて楽しむが、その表情はどこか物憂げ。実はこの男性、事業に失敗し家まで失ってしまい、一人娘に迷惑をかけないよう、どこかへ姿を隠すつもりだったのだ。