イワナのいない不動滝の上流にイワナを放流する計画が立てられた。早速、三平をはじめとする地元の釣りキチたちが協力し、近くの沢から釣り集めたイワナを放流しようとするのだが、いざ上流に運ぼうとした途端、不自然に事故が重なってしまう。さらに夜半には大雨が起こり、増水によって荒れた川にイワナが流されてしまう。自然に逆らった報いと尻込みする大人たちをよそに、三平の頭にはあるアイデアが浮かぶのだった。