15年前、激しく言い争う声に目を覚ました14才の柏木香苗が隣りの部屋を覗くと、そこには血の付いた包丁を握る母親、柏木みのりの姿があった。床ではみのりの愛人、梶田が血を流して倒れていた。以後、殺人犯の娘と言われ、辛い思いをしてきた香苗(椎名法子)は天才美容整形外科医、霧島瞬に美容整形手術を依頼する。殺人犯である母親に似た自分の顔を見たくない、生まれ変わってやり直したいと訴える香苗。そして香苗はフェイスライブラリー中から1つの顔を選ぶ。