自宅謹慎を命じられた倫太郎 (堺雅人) は、明良 (蒼井優) とともに穏やかな時間を過ごし、明良の解離されていた人格が統合されたのではないか思えるほど治療の効果を感じ始めていた。一方、新病院開業の野望が破れた円能寺 (小日向文世) は、その失意から精神を病み、暴れ始める。明良の存在が自分自身にとって、無くてはならないものだと気づいた倫太郎は、母の命日、自分の気持ちを明良に告白する決意をする。