“コトー”と島の子供に呼ばれるようになった健助(吉岡秀隆)。ある日、助産婦・つる子(千石規子)の目頭に高脂血症の人特有の黄色腫を見つける。コトーは、診療所へ来るよう提案するが、つる子はあっさり拒否。あきらめきれずにつる子の自宅へ押しかけると、本土からつる子を迎えにきた息子・誠(國村隼)と鉢合わせに。つる子は「2人とも帰れ」と息巻くが、その拍子に吐血してしまう。コトーは腹部の血管の腫れを確認。破裂する前に本土の病院へ運ぼうとするが、つる子は島を出たくないとごねる。