サクラがきれいに咲(さ)く中、雨が続いてお花見ができないことをなげくパパとママ。そんな二人を見て、大人はなんでお花見が好きなのかふしぎに思うのび太。そんなのび太に、ドラえもんはためしにお花見をしてみない?と声をかけると、ポケットから『花咲か灰(ばい)』を取り出す。この灰は、「花咲かじいさん」のように、かけたところにサクラの花が咲くのだという。 さっそく、これからも雨続きの天気予報(よほう)を見て、ガッカリしているパパの前にツリーを置くと、花咲か灰をふりかけるドラえもん。すると、ツリーにサクラの花が咲いたからビックリ! さらに、庭にも花咲か灰をまいたところ、辺り一面がサクラになり、パパは大よろこびでお花見をしながら、ママとお酒を楽しむ。 その後、花咲か灰を手に外に出たのび太は、入学式に校門の前で記念撮影(さつえい)をしている家族のために、門のそばのサクラを満開にしてあげたり、病院の庭のサクラが散っていくのを見て気を落とすおじいさんのために、そのサクラを満開にしたりと大かつやく。 そして、空き地でみんなとお花見をすることを思いつくが…!?