角田美樹(榮倉奈々)は、ビルの屋上から飛び降りようとしたが、桐野征治(藤木直人)によって救出され、病院へ運ばれる。
その翌朝、自宅のベッドで目を覚ました仲原翔太(要 潤)は、隣に立花万里香(杏)が寝ていることに気付き愕然とする。目を覚ました万里香は、自分たちは一夜を共にしたのだと説明する。
出社した仲原は、美樹の携帯に電話をかけるが、美樹は話したくないと言って電話を切ってしまう。さらに美樹は、妹・愛(川口春奈)に、自分が入院していることは仲原に黙っておくようにと釘をさす。
そんな折、派遣社員の白石杏子(有坂来瞳)が契約を打ち切られることに。不景気の折の人員削減だと説明されるが、杏子も、それを聞かされた佐野有希子(木村佳乃)も、急な決定にとまどいを隠せない。
その日の夜、仲原が美樹を訪ねてくる。ちょうど帰宅した愛に美樹の居場所を尋ねるが、美樹に口止めされている愛は口ごもってしまう。ばつが悪い仲原がその場を立ち去ろうとすると、美樹とけんかをしたのかと愛が声をかける。仲原は、一番大切な人である美樹を傷つけてしまったのだ、と悲しげに答える。
一方、病院の美樹の元へ杏子がやってくる。杏子は退院の予定を聞くが、美樹は会社に戻る気はない、と明かす。そんな美樹に杏子は、あなたは何もわかっていない、といら立ったように言う。
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そんなある日、海外食品本部でまた問題が起きた。美樹らが所属する食品チームの業務資料が入ったUSBメモリーが会社の前に落ちていたというのだ。業務資料を社外に持ち出すことは禁じられているのに、なぜこんなこ