「営業を即刻中止するか、さもなくば従業員全員を解雇する」と言われた環(宮本信子)は、営業中止を受け入れた。だが、「今日一日だけは宿泊客を迎えたい」と頼み込む。互いに譲らずにらみ合う両者の間に、秋山(石原良純)が割って入り「自分の取り分の加賀美屋株は買収に使わせない」と部下たちに宣告する。これで加賀美屋はなんとか営業中止の危機を免れた。そして、事態を打開するため、夏美(比嘉愛未)は東京に向かう。