加賀美屋を手助けしようとする動きは外にも広がる。韓国の映画スターのジュンソ(リュ・シウォン)は、ホームページで「加賀美屋を応援しよう」とファンによびかける。さらに、経済評論家の斎藤愛子(とよた真帆)は、しにせ旅館を強引に買収しようとする外資ファンドの手法をテレビ番組で痛烈に批判した。そのおかげもあって宿泊予約は回復し、明るい兆しが見える。一方、脳こうそくで倒れた啓吾(大杉漣)はリハビリを開始する。