伸一(東幹久)は家族に隠れて秋山(石原良純)と会い、自分が所有する加賀美屋の株を譲渡する契約を結ぼうとしていた。さすがに契約をためらう伸一だったが、秋山が自分の個人財産を資金として提供してくれたことを知ると、心から信頼して契約する。翌日、地元銀行から柾樹(内田朝陽)が血相を変えて戻ってきた。伸一の代理人が融資を断ったというのだ。「事情を説明する」と言って家族を集めた伸一は、秋山を連れて現れるが…。