家族一丸となって板場を手伝い、なんとか加賀美屋の危機を乗り切った一同。夏美(比嘉愛未)もいっしょに母屋でくつろぐ。一方、環(宮本信子)は「女が板場に入ってはならない」というしきたりを破ったことを、カツノ(草笛光子)にわびる。夏美は久則(鈴木正幸)から「柾樹(内田朝陽)の父親も旅館の古い習慣を変えようとしたことがあった」と聞く。夏美は柾樹の父について尋ねようとするが、カツノが強引に話をさえぎる…。