加賀美屋の経営改革に乗り出した柾樹(内田朝陽)がまず手を付けたのは、板場の食材費だった。板長の篠田(草見潤平)が長年続けてきた仕入れを見直して食材費の赤字を削減しようとしたのだが、柾樹の一方的な物言いに従業員たちは反感を抱く。夏美(比嘉愛未)は改革を急ぐ柾樹に不安を感じるが、加賀美屋の将来を真剣に案じる柾樹の姿に、なにも言えない。一方、環(宮本信子)たちは柾樹が失敗しておとなしくなればと期待する。