彩華(白石美帆)は女将(おかみ)になることでしか満たされない、寂しい胸の内を夏美(比嘉愛未)にさらけ出す。夏美は「彩華のことを大切に思っている浩司(蟹江一平)や柾樹(内田朝陽)の存在に気づいてほしい」と訴え、「互いに女将を目指して競い合いたい」と励ます。“自分になくて夏美にあるもの”がやっと分かった彩華は、翌日、環(宮本信子)に「暇を取らせてほしい」と頼む。夏美との勝負の敗北を、素直に認めたのだ。