啓吾(大杉漣)と房子(森昌子)は「横浜に帰ってこい」と夏美(比嘉愛未)に話すが、夏美はまったく相手にしない。翌日、庭仕事をする夏美は、カツノ(草笛光子)に呼び出され、両親が夏美を連れて帰ると願い出たことを聞き、勝手な行動に怒る。カツノは啓吾になぜ夏美を女将(おかみ)にしようとしたかを話し、「自分の残りの人生を夏美に賭けてみたい」という本心を伝える。納得した啓吾はカツノに夏美を任せる決断をする…。