啓吾(大杉漣)と房子(森昌子)は夏美(比嘉愛未)のことで夫婦げんかになり、気まずくなっていた。そこへ夏美が戻って来て、「柾樹(内田朝陽)と一緒に盛岡へ行きたい」と再度訴える。啓吾は「もし行くならば親子の縁を切る」と言い放ち家を出て行ってしまう。夏美は夜を徹して父から課題を出されていた新作ケーキを一心不乱に作る。翌朝、啓吾が家に戻ると、夏美の作った新作ケーキと手紙がちゅう房のテーブルに置かれていた。