夏美(比嘉愛未)がパティシエになる夢を捨てて盛岡へ行くと言ったことが、啓吾(大杉漣)には大きなショックだった。啓吾は柾樹(内田朝陽)が働くホテルを訪ねて、夏美に二度と会わないようにとクギをさす。そのことを知った夏美は啓吾と大げんかをしてしまう。房子(森昌子)は啓吾がどれほど夏美のことを思っているのかを語ってなぐさめるが、最後には「自分の人生は自分で決めるの」と娘の決意を後押しする。