アンドラ公国で自殺した日本人投資家で警視総監の息子・川島の調査のため訪れた黒田外交官は、そこで事件を隠蔽し、第1発見者に成りすました銀行員・新藤結花とインターポール捜査官の神足誠と出会う。結花を保護するも、逃亡されそうになったり、正体不明の武装グループに襲撃されたりする。結花は黒田に国際テロ組織へのビクトル銀行の不正融資の取引がアンダルシア地方で行われることを話す。黒田は神足に打ち明け摘発すべきだと話すが、警察庁と外務省から神足と黒田にそれぞれ捜査停止命令が下される。またしても黒田は葛藤を抱えながらも、結花の言われるがままに、前作同様、バルセロナやアンダルシアなど有名観光地を巡らされる羽目になる。