黒田康作(織田裕二)は佐々木藍子(片瀬那奈)の話から、霜村毅(香川照之)が絡む一連の事件の裏に薬害訴訟が起因している可能性を知る。その真実を確かめるべく、黒田は当時、被告となっていたブライトン・ジャパン製薬の吉村進社長(大河内浩)を新製品発表会場に訪ねる。しかし、吉村はトイレで殺害され、黒田は霜村に銃を突きつけられて、この件からは手を引いて欲しいと脅された。霜村は11年前の立てこもり事件での妻・倫世(紺野まひる)の死は流れ弾ではなく、狙われたのだと言い残して逃走してしまった。