Akari Harada has been taking care of the household by working after school ever since her mother passed away. Her father, often cause problems or getting into fights, leaving Akari to pick up the pieces.
和菓子店・柳庵に「いらっしゃいませー」と明るく響く声。
声の主は原田明理。ドジをしながらも元気に働く彼女を、周りの店員たちが微笑んで見守っている。
そこに、突然、店のドアが開いた。入ってきた青年の顔を見て明理の顔が曇ってしまう。
「く、黒川くん・・・」
しきりに話し掛けてくる元店員の黒川に困惑顔の明理。店員の池田が黒川に注意するが、彼は聞く耳を持たず、店を出て行ってしまった。
そんなとき、店の奥で電話が鳴った。それは明理あての電話。
「・・・え、父が?」
電話の相手に平謝りした後、受話器を置いた明理は、深いため息をついた・・・。