On a rainy night, Atsuko shows up at the front door of Kurata's apartment. Atsuko asks Kurata if he'd be interested in someone like her, but Kurata tells her that he doesn't deserve to love someone or to be loved by someone.
母・早苗と口論の末、温子は土砂降りの中、家を飛び出して行った。倉田が部屋で独りジャズを聴いていると、突然、チャイムの音が鳴る。玄関のドアを開けると、そこには、ずぶぬれになった温子の姿が。倉田の胸に飛び込み、泣き崩れてしまう温子。
倉田のマンションで風呂につかる温子の頭に、母親の声が響く…。「世の中、好きってだけじゃどうしようもない事だってあるんだよ…」
風呂から出た温子に、倉田は缶ビールを手渡す。温子は倉田に自分の素直な胸のうちを話しはじめた…。